《攻撃》の解決について

プレカードが発表され,環境の議論が盛り上がってますね.

ところで,円環輪廻旋の誘発について結構混乱が見られました.

"《攻撃》の解決"という概念は,参照するカードは増え続けているわりに,総合ルールを読まなければわかりにくい概念でもあります.

そこで,ある程度まとまった情報を置いておこうかなというわけでこの記事を書く運びとなりました.

《攻撃》オブジェクト

ある程度このゲームをやっていればこの概念は聞いたことがあるかもしれません. 《攻撃》オブジェクトは実体を持たないオブジェクトで,《攻撃》を行おうとすると必ず生成されます.

《攻撃》カードや《攻撃》を行う効果を持つカードの《攻撃》としての適正距離やダメージ,効果といった情報をコピーし,<攻撃中>という領域に置かれます.

よくある勘違いとしては,これが生成されたら《攻撃》の解決が行われている というものです.

《攻撃》の解決

さて,本題の《攻撃》の解決です.

少し省略していますが,《攻撃》の解決は次のようなフローチャートで行われます.

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(攻撃カードによる《攻撃》の場合,手順として正確には最初の適正距離チェックのあとに消費の支払いなどが入りますが,この図は《攻撃》オブジェクトのライフサイクルに焦点を当てたものなため省略しています. この辺が気になる場合はルールを読むか詳しい人に聞いてください.)

重要な点としては以下の2点です.

  1. 最初の適正距離チェックを通った《攻撃》が解決に入る.
  2. 【攻撃後】効果の解決までが《攻撃》の解決である.

また,効果によって行われた《攻撃》が,1つ目の適正距離チェックを通らない場合は対応が行えないことも図からわかりますね.

それぞれについて例を挙げると,

  1. 適正距離外で律動弧戟を使用しても,対応はできず,円環輪廻旋も誘発しない.
  2. 終末中に熊介を受けると2回ダメージを受ける.

といった感じです.

まとめ

書きたいことは書いたし長くなってもアレなのでこの辺で終わりにします. プレイのお役に立てれば幸いです.